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分配金が多い投資信託ってどうなの?

「毎月分配型」など、分配金を出す回数の多い投資信託が、依然として高い人気を誇っている。 頻繁に分配金を受け取れるのは嬉しいが、分配金だけに気を取られて投資信託を選ぶのは危険だ。 なでなら、分配金は固定ではないので、運用状況次第では、途中で減らされることもあるからだ。 また、運用先からの利子や配当収入で分配金をまかないきれず、元本を削って分配金を支払っている投資信託も少なくない。 以上を踏まえたうえで、「それでも、分配回数が多い投資信託を保有したい! 」という場合は、どうすればいいか。 ダイヤモンド・ザイ12月号では、次の2つの条件に注目したうえで、 「買ってもいい分配型の投資信託」 を選別している。 1つ目の選別条件は 「分配の実績」 だ。

投資信託の「適正分配金」って何?

投資信託は、投資先から受け取る利子や配当の利回りである「利子・配当利回り」を公表している。 基準価額に、この利回りを掛ければ、「利子や配当」の範囲内で支払うことができる分配金がわかる。 これを 「適正分配金」 とする。 実際の分配金に対し、「適正分配金」の占める割合(適正分配度)が小さい場合は、値上がり益に頼って分配している状況といえる。 一方、実際の分配金に占める「利子や配当」の割合が高く、「適正分配度」が大きい場合は、無理のない分配をしていることになる。 なお、今回の特集では「適正分配度」が50%以上を基準に選別している。 たとえば「 ダイワ日本国債ファンド(毎月分配型) の場合、2019年8月末の基準価額は9615円。

分配金なしファンドと分配金ありファンドの違いは何ですか?

加えて、分配金が出るファンドは出ないファンドと比べて複利効果が薄くなるため、長期的にまとまった資産を形成したい方にはあまり向いていません。 分配金なしのファンドは収益を自動的に再投資しますが、分配金ありのファンドでは受け取った分配金から自ら再投資しなければならないためです。 そのため、自身の投資目標に合わせて購入する投資信託を考える必要があるのです。

分配金利回りと特別分配金率の違いは何ですか?

※分配金利回りは、直近月末の基準価額を基に過去1年間の分配金から算出をしています。 ※特別分配金率は、直近1年間における分配金累計額に対する、想定の特別分配金額の割合を算出しています。 (例えば全額普通分配金であった場合、特別分配金率は0%です)

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